すごい 英語イディオム

英語イディオムで簡単日常英会話

すごい、すごい

●次の日本語に合うように英語を完成させてください。

A: 私はこれまでに100万冊の本を読みましたね。
I’ve read one million books so far.

B: わーい、すごい、すごい!
Wow, ( ), ( ).

※ million ミリオン・百万
so far これまでに(これまでのところ)


ヒントを見る前に少し自分で想像したりすることも大事です。




【ヒント】

同じ言葉の繰り返しです。何度も聞いたの嫌になったという感じです。


解答と解説はこの下にあります。

解答と解説


A: I’ve read one million books so far.

B: Wow, (hear),(hear).


hear, hear は、「すごい、すごい」となっていますが、ここでは相手の言ったことを、少し馬鹿にした、冷笑するような感じで言っています。

「はい、はい、わかりました(そうですか)。」という感じの表現になっているわけです。

だって、100万冊も本を読むなんて、普通ではチョット無理ですからね。

反語的な言い方で「それはすごいね。」というのは Oh, that's great. など他にもいろいろありますが・・・。

ただし、この表現は、他の人の意見に賛成する時などによく使われるようです。

つまり「賛成、賛成」というようなことです。

できるだけ素早く、提案された意見などに賛成の意思を伝える言い方なので、I agree. などよりも強い気持ちが表されているとも言えるでしょうか。

語源としては、Hear him, hear him. という言い方が短縮されたもので、「人の話を聞け」という意味で使われ始めたようです。

イギリスの議会や会議などでは、今も頻繁に使われています。

A: I propose that we (should) build a new road there.
「私はそこに新しい道路を作ることを提案します。」

B: Hear, hear!
「賛成です!」


最近の言葉で「凄い」という意味で、日常的によく使われるものに awesome(オーサム)という単語があります。

元は「畏敬の念を抱かせる」といった意味で使われていたものが、本来の意味とは少し違ったようなイディオムとして使われるようになったものです。

イディオムですから、通常はインフォーマルな場面で使いますが、時にはフォーマルな場でも問題なく使える時もあります。

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