筋金入り 英語イディオム

英語イディオムで簡単日常英会話

筋金入りは英語で何と言えば良いでしょう。

●次の日本語に合うように英語を完成させてください。

A: 君たちの新しい大統領をどう思う?
What do you think about your new president?

B: あ~、あいつは筋金入りの馬鹿野郎だよ。
Oh, he's a dyed in the ( ) stupid man.

※ dyed は dye(ダイ)「染める」の過去・過去分詞形です。





【ヒント】

服などの素材にもよく使われるものは何でしょう。


解答と解説はこの下にあります。


解答と解説

A: What do you think about your new president?

B: Oh, he's a dyed in the (wool) stupid man.


この場合 dyed in the wool で「筋金入りの」という意味のイディオムになります。

これは英英辞典によると、「人や物における深くしみ込んだ性質」という説明があります。

直訳すると「ウールに染められた」と言うことができますね。

ウールは、ご存知のように羊の毛から作られるわけですが、それが糸状にされる前に染めら、その後も糸になった状態で染められます。

このようにウール(羊毛)は製品になるまでに何度も染められるので、どんなに洗っても色が変わったり色落ちしにくいとうことです。

つまりこういった部分から、人であれば、簡単には主義・主張などを変えたりしない状況を形容する言葉として使われ始めたようです。

他には tough-as-nails という表現もあります。

「釘のようにタフ(硬い)な」という訳にもなるでしょうが、こちらの方が日本語の感じに近い気がしますね。

He is a tough as nail cook.
彼は筋金入りの料理人です。


このようなイディオムでなければ、少し難しくはありますが、complete, absolute, thorough などいろいろな単語を使って、似たような表現をすることも可能です。

My father is a complete/absolute Hanshin fan.
「うちの父親は完全に阪神ファンだよ。」

イディオムであれば out and out や through and through など、類似の意味を表すものもあります。

Martin is an out-and-out adventures. He goes to any places, no matter how dagerous they are.
「マーチンは生来の冒険家だ。それがどんなに危険であっても、どこへでも行く。」

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