●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: このユーチューブの動画は一人で作ったの。
Did you make this YouTube video on your own?
B: いいえ、縁の下の力持ちがいるんですよ。
No, I have back-room ( ).
back-room 裏部屋 裏舞台の、などの意味があり、backroom と一語で書くこともあります。
on one's own 自分一人で
★ヒントを読む前にできるだけいろいろ考えてみて下さいね。
【ヒント】
人を表す単語が複数形で入ります。
解答と解説はこの下にあります。
A: Did you make this YouTube video on your own?
B: No, I have back-room (boys).
back-room boys で「裏方(裏舞台)の人」→「縁の下の力持ち」と訳しました。
そのまま訳せば「裏部屋の少年たち」みたいなことになりそうですが、もちろん、これでは何の事やら意味が分かりませんね。
また、back-room は「密室の、秘密の」といった、あまり良くない怪しげな意味で使われることも多く、boys in the backroom
となると「(政界の)黒幕」という意味になったりします。
「縁の下の力持ち」とは、日本語で「人に知られずに陰で苦労、努力をしたりすること、また、そのような人」とあります。
また「縁の下」とは「縁側の下」ということで、通常欧米には無い物ですから、直訳であってもそういう言葉は当然に使えません。
そこで、英語には unsung hero(アンサン・ヒーロ)「賛美されない英雄」という言い方があり、私的には、これがピッタリの感じがします。
unsung は sing の過去分詞形が sung で、これに un を付けたものですね。
There must be an unsung hero behind him.
「彼の後ろには縁の下の力持ちがいるに違いない。」
その他にも探せば、いくつか見つかると思いますので、余裕があれば覚え易いものを見つけて、自分のものにしみて下さい。