●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: テストの結果に不満があるのかい。
Do you have a ( ) about the test results?
B: 当たり前だろ。難し過ぎだよ。
You don't? It was too difficult.
※ result(s) 結果
★ヒントを読む前に、まずはご自分でしっかり考えてみて下さいね。
【ヒント】
すき焼きなどでよく食べる食べ物の名前ですが、生きている時とは違う単語になります。
解答と解説はこの下にあります。
A: Do you have a (beef) about the test result?
B: You don't? It was too difficult.
答えは beef でした。
牛の生きている時の単語は cow ですね。
さて、beef は、普通なら「牛肉」という意味で当然によく使われますが、不平、不満(を言う)などの意味も持っています。
したがって、これがどういう時に「牛肉」になったり、「不平、不満」になったりするのかということは、大変に気になるところですね。
その見分け方は、おそらくそれまでの会話の流れなどからも分かると思いますが、「牛肉」を表す場合は、直接これに冠詞が付きません。
つまり、beef が「牛肉」の意味で使われる場合は s の付かない、数えられない名詞になるということです。
簡単に言えば、I have a beef. で、「私は牛肉を持っています。」にはならないということです。
例えば I have beef every day. とすると、「私は毎日牛肉を食べます。」の意味になります。
しかし、I have a beef every day. とすると、「私は毎日不満があります。」になるということです。
冠詞の a が有るか無いかでこんなに違いがあると、この使い方にはかなりの注意が必要になりそうですね。
ところで、B の回答の You don't? は、この場合 You don't have a beef...? の略で、「お前はそうじゃないの。」⇒「不満があるに決まってるでしょ。」というような感じで使われています。