控えめに言う 英語イディオム

英語イディオムで簡単日常英会話

控えめに言う(表現する)は英語で何と言えば良いでしょう。

●次の日本語に合うように英語を完成させてください。

A: 会社の面接に落ちちゃったよ。
I failed the job interview.

B: また自分のことを控えめに言い過ぎたんじゃないの。
You sold yourself too ( ) again, didn’t you?


【ヒント】
not long です。

※ job interview 会社(仕事)の面接

解答と解説

A: I failed the job interview.

B: You sold yourself too (short) again, didn’t you?


not long ということで、答えは short ということになります。

そして、sell oneself short が意味するのは、「自分の能力などを控えめに表現する」ということです。

また、too があるので「~過ぎる」という意味になっています。

ところで、このイディオムの語源は、short selling of stocks(株の空売り)というところからきているようです。

「株の空売り」というのは、株の取引をやっている方なら詳しい方もおられると思いますが、そうでない方には少し難しい話になりますので、これくらいにしておきましょう。

short には「短い」の他に、「足りない、不足して」などの意味があるので、sell yourself short を直訳的に日本語にすると、「自分を不足して売る」のようにもなるでしょうか。

つまり、ここから「本当の自分を足らないようにして売る」などのように考えておけば、少しは覚えやすくなるでしょうか。

「控えめに言う」の単語には undersell や understate などがあるので、これらを使えば次のように言うこともできます。

I'm sure that the soccer player undersold himself to the famous club.
「きっと、そのサッカー選手は自分をその有名なクラブに安く売り込んだんだよ。」

Catherine is understating what she experienced in the country.
「キャサリンはその国で経験したことを控えめに言っているのですよ。」


この表現に似た sell ~ short というのがあります。

これは「~を甘く見る、軽視する」というような意味を表します。

If you sell the kid short, you'll get in big big big trouble.
「そのガキを甘く見ると、むっちゃ大変なことになるぞ。」

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