●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: 広田さんが昨夜亡くなられたらしいよ。
I heard Mr. Hirota died last night.
B: あら、それは残念なことね。人付き合いが良い人だったのに。
Oh, I’m sorry to hear that. He was a ( ) person, though.
★ヒントを読む前に、まずはできるだけ自分でいろいろ考えてみて下さいね。
【ヒント】
person がたくさんになって普通複数形で使われる単語が入ります。
解答と解説はこの下にあります。
A: I heard Mr. Hirota died last night.
B: I’m sorry to hear that. He was a (people) person, though.
person がたくさんになると、その複数形で persons になるのですが、この場合は決まった言い方なので people が入ることになります。
people person なんて面白い表現ですよね。
直訳すれば「人々人」なんてことになりますよね。
これで「人付き合いの良い人、人気者」などの意味で使われているわけですが、語源のようなものが分からないので、いまいち覚えにくいかも知れません。
「人付き合いの良い」を表す言葉は他にいくつもあり、一語で言えば sociable という単語も使えます。
My brother looks shy, but in fact he is very sociable.
「僕の兄(弟)は照れ屋に見えるけど、実はとても社交的なんだよ。」
ところで person と people は単数と複数の違いということだけではありません。
person を persons にすると複数形にはなりますが、people よりもフォーマルな言い方になり、「人々」という意味で複数として使う場合は、people
が一般的に選択されます。
There were a lot of people in the park to see cherry blossoms this year
too.
「その公園には今年も花見のための人たちがたくさんいました。」
また、people には「人々」という意味だけでなく、「国民、民族」などの意味もあるので、この場合には peoples とさらにs が付くこともあります。
Those peoples in the region are very friendly.
「その地域の(民族の)人たちはとても親しみやすいですよ。」
peoples と複数形にすることで、違う民族の人たちの事を言っていることが明白になります。