●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: そのお金はそういうのには使っていません。でも、え~と、私は・・・。
I didn't use the money on that, but... um, I don't....
B: あなたが言っていることは意味不明ですね。
What you are saying is as ( ) as mud.
★ヒントを読む前に、まずはご自分でしっかり考えてみましょう。
【ヒント】
mud(泥)とは正反対の意味を表すような単語が入ります。
※ what は関係代名詞で「~のこと(もの)」という意味になります。
A: I didn't use the money on that, but... um, I don't....
B: Your explanation is as (clear) as mud.
ここでは「澄んだ、きれいな」という意味の clear という単語が入ります。
mud とは全然反対の意味の言葉なので、ちょっと不思議ですね。
「泥と同じくらいきれいだ」と言うこと自体が全くわけの分からない話です。
つまり、そういったところから、mud と clear という全く反対の言葉を使うことにより、全く意味の通じない話だとなるわけです。
「意味不明の言葉遣い」としては lingo(リンゴウ)という単語がありますが、少々難しいですね。
また、“訳の分からないことを話す”時に、 talk(speak) Greek という言い方をすることもあります。
Greek は、本来「ギリシャ語」のことですが、英語の世界では「訳(意味)のわからないこと」の代名詞としてよく使われます。
Hey, you're talking Greek to me.
「おい、お前一体何を言ってるんだよ。(意味分かんね~。)」
make sense 「意味をなす」という英熟語もあるので、これを否定形にして言うこともよくあります。
What you're saying isn't making any sense.
「あなたの言っている事は意味不明ね。」
It doesn't make sense.
「それは意味不明だよ。」
もっと簡単に言うこともあります。
I don't get what you're saying.
「何を言っているのか分からないよ。」
さて、as clear as mud は決まった言い方ですが、他の矛盾する単語を組み合わせても面白いかも知れません。ただし、その都度、説明が必要になるかもしれませんが・・・。
例えば as small as Tokyo Dome 「東京ドームと同じくらい小さい」とか、どうでしょうか。
His house is as small as Tokyo Dome.
「彼の家は東京ドームくらい小さいね。」
これは、反語的に「彼の家は大きい」と言っているつもりなのですが、分かってもらえるでしょうか。