●次の日本文に合うように英文を完成させてください。
A: ジェイムズは毎日100マイル走っているよ。
James runs 100 miles every day.
B: 本当かい?彼は今度のトライアスロンでは1番になるね。
Really? I’m sure he’ll take the ( ) in the next triathlon.
※ truly = really
★ヒントを読む前に、まずはご自分でしっかり考えてみて下さいね。
【ヒント】
おやつや食後のデザートにもなります。
解答と解説はこの下にありま~す。
A: James runs 100 miles every day.
B: Really? I’m sure he’ll take the (cake) in the next triathlon.
take the cake は「一番になる」という意味を持つイディオムです。
これを直訳で英語にすると come first や win the first prize が分かり易いでしょう。
My son came first in a footrace at sports day for the first time.
「私の息子は初めて運動会の徒競走で一等賞を取ったんだよ。」
さて、そのままの意味では「ケーキを取る」となるのですが、この言葉の由来には、ネットの The free dictionary とかの英語辞典に次のような記載があります。
A public entertainment of the 1800s among African Americans in which walkers performing the most accomplished or amusing steps won cakes as prizes.
「1800年代に、アメリカに住むアフリカ系のアメリカ人たちの間で、最も素晴らしいステップを披露した者がその商品としてケーキをもらうことができた。」とあります。
このコンテスト名が cakewalk と呼ばれていたそうです。
つまり、この「ケーキを取る」から「一番になる」という意味で使われるようになったということのようです。
さらにここから、「最も優れた」とか「「抜きん出る」などの意味にもなるわけです。
また、この逆に「最低である」などの意味で皮肉的に使われることもあります。
The dog next door starts barking early in the every morning.
「隣の犬は毎朝早くから吠え始めるんだ。」
Wow, that takes the cake!
「そりゃ、最悪だね。」