●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: 彼は気がころころと変わるんだよね。
He blows hot and ( ).
B: あ~、そういう人って好きじゃないんだよ。
Year, I don't like that kind of person.
※ blow (息を)吹く(風が)吹く、 打撃、 爆発する、など、動詞や名詞になっていろいろな意味を表す単語です。
★ヒントを読む前に、まずはご自分でしっかり考えてみて下さいね。
【ヒント】
hot と反対の単語が入ります。
★解答と解説はこの下にあります。
理解できた後は、ご自分でも色々な言葉に置き換えたりしながら、何度も練習してみて下さい。
A: He blows hot and (cold).
B: Year, I don't like that kind of person.
blow hot and cold
で「気がころころ変わる」となります。
このイディオムは、イソップ童話の「人間と森の神サテュロス」という物語で使われた言葉から来ているそうです。
半分が獣で半分が人間である森の神、サテュロスは、熱い食べ物を冷ますために冷たい息をはき、手を温めるために温かい息をはく人間を見て、矛盾を感じて使った言葉からきているとのことです。
blow には、動詞としていろいろな意味がありますが、上記のことからも、ここでは「息を吹く」という意味で使われています。
また、blow は run にすることもできます。
この表現を知らなくても、普通の言い方(そのままの英訳)は出来ますので、覚えておくとイザという時に役に立つことは間違いありませんねよ。
それは、次のように言うことも出来るでしょう。
He often changes his mind.
ところで、blow を go に変えると「(恐怖やショックなどで)体調が変化する」という意味のイディオムになるので、気を付けてくださいね。
When I was swimming in the sea last week, I encountered a shark and went hot and cold.
「先週海で泳いでいたら、サメと出会ってゾッとしたよ。」
encounter (危険などに)遭遇する