●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: 日本のチームは奇跡を起こすことができなかったね。
The Japanese team wasn’t able to walk on ( ), was it?
B: 次があるよ。
There is a next time.
ヒントを見る前にいろいろな単語を考えてみましょう。
【ヒント】
人間や動物、植物などがが生きていくのに必要な物の一つです。
解答と解説はこの下にあります。
A: The Japanese team wasn’t able to walk on (water), was it?
B: There is a next time.
生き物が生きていくのに必要なものは、まず、空気や水が必要ですね。
ここでの答えは walk on とあることから water が入るということになります。
この例文では walk on water で「奇跡を起こす」という意味になります。
人間が何のトリックもなく、また何の装備もなく普通に水の上を歩くというのは、絶対に無理な話ですよね。
したがって、このイディオムがこういう意味なるのは、非常に分かり易いと思います。
もちろん、そのまま「水の上を歩く」という意味で使うことに問題はありません。
語源としては、イエスキリストが友である漁師の船に乗っていた時に、波が荒くなってきたので、恐れることは何も無いということを漁師たちに示すために、イエスの力の1つとして、水の上を歩いたと聖書にあるようです。
まあ、私はキリスト教徒ではないので、聖書に書いてあることを信じることはありませんが、おとぎ話のようなものとして覚えておくと面白いかなあと思います。
さて、奇跡を起こすという言葉に、メイクミラクルという元ジャイアンツ監督の長嶋茂雄さんが使った言葉がありますが、これは和製英語ということです。
ただ make a mirakle comeback で「奇跡的なカムバックを果たす」というような意味では使われることがあります。
他にある普通の言い方としては、wonder という単語に「奇跡」という意味があるので、do wonders という形で表現することもできます。
I'm expecting our team to do wonders at the next game.
「次の試合では我々のチームが奇跡を起こしてくれることを期待しているんだ。」