●次の日本文に合うように英文を完成させてください。
A: あのね、田口さんは本当に何でもかんでも良く知っているんだよ。
You know, Mr. Taguchi really knows all the ins and ( ).
B: そうだね、あの人は生き字引だから。
I know, he is a walking dictionary.
※ a walking dictionary 何でも知っている人、博識の人
★できるだけヒントを読む前に、まずはご自分でしっかり考えてみて下さいね。
【ヒント】
in の反対は何でしょう。簡単ですね。
解答と解説はこの下にあります。
A: You know, Mr. Taguchi really knows all the ins and (outs).
B: I know, he is a walking dictionary.
know all the ins and outs で「よく知っている」という感じの意味になります。
また、all は省略される時もあります。
もちろん ins と outs は、それぞれ in と out に s が付いたものです。
in は「中」、out は「外」ということで、「中も外もいろいろ」といように考えておけば覚えやすいのではないでしょうか。
「裏と表を知っている、精通している」のように訳すこともあります。
このイディオムが思い付かなければ、everything などの単語で言ってもいいと思います。
これをもっと強調するには everything and anything などという言い方もあります。
さて最初のイディオムで、特定の物事について言及する場合は、of や about を付けて次のように言うことが出来ます。
She knows the ins and outs of show business.
「彼女は芸能界の裏と表を知っている。」
名詞でもない単語に s が付いて複数形を表しているのですが、これはどんな単語であってもそれ自体を一つの名詞と見立てているわけですね。
つまり、どんな単語でも s を付けて名詞の複数形のようにできるというわけです。
例えば、この他に ifs and buts というのもあり、直訳で「もしやしかし」ということで、「不平や言い訳、弁解」といった意味で使われます。
I don't want to hear your ifs and buts.
「君の言い訳なんか聞きたくないよ。」