●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: 私を北極に連れて行ってくれたらどんなことでもするわ。
I will give my right ( ) if you take me to the Arctic.
B: わー、それはかなり大変なリクエストだね。
Wow, that’s a very tough request.
ヒントを見る前に自分なりに考えてみましょう。
【ヒント】
身体の名称を入れてみましょう。
解答と解説はこの下にあります。
A: I will give my right (arm) if you take me to the Arctic.
B: Wow, that’s a very tough request.
give one’s right arm は「何でもする」という意味を表す英語イディオムです。
直訳では「右腕をあげる」ということですが、右腕は多くの人にとってとても大事なものですから、それ程大事な物を人にあげても良いくらい、自分の夢を叶えたいというような感じが伝わってくる表現です。
欧米ではかなり左利きの人を見かけることがありますが、それでもこのような表現があるということは、やはり日本と同様、右利きの人が多いという事なのでしょうね。
実際、アメリカでも右利きの人の割合は7割程度あるそうです。
したがって give one’s left arm という言い方は無いようです。
さて、right arm の代わりに eyeteeth(犬歯・・・「目の歯」ではありません。)や ears などの単語を使うこともあります。
He would give eyeteeth for the executive position in his company.
「会社の重役の地位のためなら、彼は何でもするだろう。」
ところで、この eyeteeth は eyetooth や eye teeth など、いくつかの書き方があるようです。
このイディオムを忘れた時には、直訳的に次のようにいろいろな言い方ができるでしょう。
I'll do anything to see her again. To see her again, I'll do no matter what.
「彼女にもう一度会うためなら何でもするよ。」