猫も杓子も 英語イディオム

英語イディオムで簡単日常英会話

「猫も杓子も、誰でも彼でも」は英語で何と言えば良いでしょう。

●次の日本語に合うように英語を完成させてください。

A: 近頃は猫も杓子もゴルフをするよね。
Every ( ), Dick and Harry play golf these days.

B: 君も始めたんだろう?
You’ve also started, haven’t you?


ヒントを見る前に少し自分で考えてみましょう。



【ヒント】

教科書にもよく出てくる西欧の人の名前が入ります。


解答と解説はこの下にあります。


解答と解説

A: Every (Tom), Dick and Harry play golf these days.

B: You’ve also started, haven’t you?


たくさんの方が簡単におわかりになったかも知れませんね。

ただ、よくある西洋人の名前といってもたくさんあるので、逆に難しいかも知れませんでした。


さて、Tom は中学英語などの教科書にもよく出てくる名前の一つですね。

その Tom は Thomas を短くした名前のようです。

英語では、最初にくる名前を first name というのは皆さんもよくご存じだと思いますが、これは他に given name という言い方もします。


さてさて、この表現に使われる名前ですが、御覧のようにとても popular なものばかりです。

つまり、そこらへんでよく聞く名前を列挙することで、「誰でも彼でも」→「猫も杓子も」といった訳になるわけです。

もちろん、これら以外にも John や Mary といった、よく見受ける名前もあるので、それらを代わりに使っても面白いでしょうね。

最も簡単に言うなら everyone や everybody だけでも良いですね。

Everyone wanted to know about the comedian's affair.
「みんな(誰も彼も)が、そのコメディアンの不倫のことを知りたがった。」

また、everybody and his brother のように別の語句を付けて、とにかく誰でも彼でもというようにした使い方もあるようです。

しまいには everybody and his dog と犬までくっ付けて表現したりすることもあり、これを his cat としても独特で面白いかも知れません。

言葉は生きているので、こういうのを生かしながらいろいろな単語で言ってみるのも良いでしょうね。

ページトップ