●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: その2つのチームは決勝戦で接戦を繰り広げるだろう。
Those two teams will be ( ) and ( ) in the final.
B: 僕はビーバーズが勝つと思うよ。
I bet the Beavors will win.
ヒントを読む前に、まずはご自分でしっかり考えてみて下さいね。
【ヒント】
2つのカッコには、人間の体の一部を表す同じ単語が入ります。
the Beavers はもちろん架空のチーム名です。
A: Those two teams will be (neck) and (neck) in the final.
B: I bet the Beavors will win.
“接戦で”という意味で neck
and neck という表現があります。
neck
は「首」という意味の単語ですが、これは競馬からきた表現のようです。
競馬を見たことのない方もいると思いますが、馬の首は長いので、競馬のレースではその首の差で勝敗が決することがあります。
「接戦」を表す英語には a close/tight game というのもあります。
It was truely a close game, so both fighters gave respect to each other.
「本当に接戦だったので、両選手はお互いに称え合った。」
Which won the tight game?
「その接戦を制したのはどっちですか。」
ところで、人間の身体の名称を使った表現はたくさんあります。
例えば
head to head や face to face で「面と向かって」があります。
You shouldn't tell him about it face to face.
「彼には直接その事は言わないほうがいいよ。」
また shoulder to shoulder
で「協力して」などがあります。
They made up the work shoulder to
shoulder.
「彼らは協力してその作品を作り上げた。」
ところで、hand to hand は「接近して」などの意味があるので、 hand in hand の「手を取り合って」と混同しそうです。
さて、neck to neck 「わずかの差で」という表現もあり、neck and neck と同じような意味を表しますが、こちらはあまり使われていないようです。