実力者 英語イディオム

実力者

●次の日本語に合うように英語を完成させてください。

A: ジョンソンがニューヨークの試合でまた勝ったね。
Johnson won the match in New York again.

B: ボクシング界では、彼は本当の実力者の1人だな。
He is a real top ( ) in boxing.


★ヒントを見る前に、まずはいろいろ自分で考えてみましょう。




【ヒント】

人によくなつく動物です。

解答と解説はこの下にあります。

解答と解説

A: Johnson won the match in New York again.

B: He is a real top (dog) in boxing.


top dog は実力者や勝者、最高権力者などの意味を持つ言葉です。

人間と犬の関係は歴史的にも古く、ペットなどとしても、犬は人間の生活にはなくてはならない動物ですよね。

しかし、dog 自体には“ブス”や“失敗作”“卑劣な男”など、あまりよい意味で使われていることはないようです。

top dog の反対には underdog「弱者・負け犬」 というのがあり、これは1語で書きます。

また、down dog というのは無いようです。


ところで dog を使った慣用表現は、他にもいろいろありますね。

It rains cats and dogs. 「雨が激しく降る。」などはかなり知られた表現の一つです。

cats and dogs は、「犬猿の仲」という意味もあり、英語ではこの場合 monkey(猿)は出てこないようです。

die like a dog は、「みじめな死をとげる」ということで、まさに、日本語の「犬死」に共通するものです。

My father is working like a dog.
「父はなりふりかまわず働いている。」

この work like a dog は「せっせと働く」のような意味ですが、この場合 dog の代わりに bee, beaver, horse など色々な動物を表す単語が使われることがあります。

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