●次の日本語に合うように英語を完成させてください。
A: また実験に失敗したよ。
I failed the experiment again.
B: ああ、それは残念なことだね。でも、やる気をなくしちゃだめだよ。
Oh, that's too bad. But don't run out of ( ).
★ヒントを読む前に、まずはできるだけ自分でいろいろ考えてみて下さいね。
【ヒント】
お湯が沸くとどうなるでしょう。
解答と解説はこの下にあります。
A: I failed the experiment again.
B: Oh, that's too bad. But don't run out of (steam).
お湯が沸くと「蒸気」が出てきます。
蒸気は steam なので run out of steam で、「やる気をなくす、気力を失う」という意味を表現できます。
run out of だけで「~が切れる、~がなくなる」などの意味でよく使われるので、これだけでも覚えておくと大変便利ですよ。
直訳で「蒸気が切れる」というような意味になります。
例えば、蒸気機関車の蒸気がなくなると、動かなくなりますよね。
まさに、このような事が語源となって、この表現が使われるようになったようです。
また、「息切れする」という意味でも使われますから、上記のようなイメージを持っておくと覚えやすくなると思います。
I can’t run even 100 meters without running out of steam?
「僕は息切れをせずに100メートルを走ることはできません。」→「僕は100メートル走ったら息切れしてしまいます。」
また、同じ意味で run out of gas と言うこともありますが、そのままの意味でも使います。
この場合の gas は、ガソリンという意味でも使われ、車はガソリンが無くなると止まってしまいますね。
Our car ran out of gas in the middle of the desert.
「僕たちの車は砂漠のど真ん中でガス欠になってしまった。」
イディオムでなければ be / fewl discouraged という語句で表現できます。
I'm discouraged because the animal didn't show up eventually.
「結局その動物現れなかったのでがっかりです。」
discourage は courage(勇気)に dis が付いた反対の言葉になります。
show up 姿を現す、現れる
日本語にも「がっかりする、失望する、やる気が失せる、気がくじける、落胆する」など色々な言い方があるので、英語だってたくさんあって当然ですよね。